一貫生産体制

孵卵

親鳥と同じように温めてたまごを孵化

産まれたての種卵を受け入れ、孵化・ひなの雌雄鑑別・出荷等を行っているのが孵卵場です。先進的な衛生管理と安全対策を実践しているトマルの孵卵場は、2012年に食品安全マネジメントシステムであるISO22000の認証を取得。お取引先からも高い評価をいただいています。

親鳥の体温と同じ39℃ほどに制御し、1時間に一度の転卵を繰り返していくと、21日目にはひなの誕生となります。孵卵にあたってはこのように温める工程が多く、細菌やウイルスなどの侵入を防ぐデリケートな作業が求められるのです。生まれたひなは雌雄鑑別のあと、全国の養鶏家のもとに出荷されるとともに、トマルの農場でも採卵鶏として活躍することになります。

STAFF VOICE:Miho Horiuchi

研修での体験でひなの雌雄鑑別の仕事を希望

大学で生命理工学系の勉強をしていたので、動物に関係した仕事を希望してトマルに入社しました。入社後すぐに行われる新入社員研修でいろいろな現場を体験したのですが、孵卵場でひなの雌雄鑑別の仕事を見て、私もぜひこの仕事をしたいと思うようになったのです。トレーニングを重ね、入社1年目の12月頃から徐々に仕事を任せてもらえるようになりました。

以前は、肛門鑑別法がメインで特殊な技能が必要とされていましたが、現在は鶏の育種改良によって羽根の形状から雌雄を鑑別する羽毛鑑別法や、羽根の色で雌雄を鑑別するカラー鑑別法などが主流となって、ある程度トレーニングを積めばこの仕事ができるようになっているのです。

スーパーマーケットで売られているたまごが、自分が鑑別した鶏が産んだたまごかもしれないと思うと、仕事の面白さを感じます。また、孵卵という仕事はまだ改善の余地がたくさんあって、伸びしろのある分野だと思っています。試行錯誤を繰り返して、より良い結果に結びついたときは、やはりうれしいです。